油煙やホコリの除去に関しては従来から苛性ソーダによる洗浄が一般的に行われてきましたが、苛性ソーダによる洗浄にはいろいろな欠点があります。
苛性ソーダによる洗浄は、今でも仏壇メーカーの中では、行われていることが実際にあるが、非常に問題のある洗濯方法であるということも指摘されています。
苛性ソーダによる洗浄に対して当社のお洗濯の最大の特徴は、「水を使わないアルコール溶剤」を使用することにある。
水を使わないので、乾燥が早く、木地へのダメージが非常に少なくなります。
昭和10年代のお仏壇ですが、お洗濯するほど全体的に傷んでいないため、分解洗浄と一部損傷箇所の修復を致しました。
お洗濯をするよりも、分解洗浄と一部損傷箇所の修復で綺麗になる場合が多いです。